湯島天神のお祭り
毎月25日は学問の神様として知られる菅原道真公、すなわち天神様のご縁日ですが、毎年5月25日は東京都文京区の湯島天満宮で例大祭の祭典が行われています。その週末には神幸祭として、お神輿が出る日もあるんです!2024年は5月25日が土曜日ということで同日に神幸祭が開催されましたので、その様子を見て行ってみましょう!

お神輿の宮出
お祭り当日の湯島天満宮へとやってきました!参道にはたくさんの露店が並び、早くもお祭りの雰囲気を楽しめます。

社殿前へとやってくると、お神輿と鳳輦が飾られていました!湯島天満宮のお神輿は「本宮神輿」と呼ばれ令和の即位の礼に合わせて作られた立派なものです。金色に輝き、その意匠には目を奪われますね!

神幸祭のスタートに際し、12時から御発社祭が執り行われます。

お祓いや祝詞奏上等の儀式が終わり、いよいよ出発です!

まずは鳳輦から、ということで鳳輦が台車に乗せられます。

鳳輦が出発。参道を進んできます。

続いて、本宮神輿も出発です。こちらは担がれて進みます!

威風堂々とした姿が絵になりますね。

露店の立ち並ぶ参道を抜け、鳥居を目指す!

鳥居までやってきました。宮出です!

この雰囲気、良いですねえ!

神幸祭行列が出発
境内から出てきた鳳輦やお神輿の前方には、神幸祭の行列がスタンバイ。獅子の姿が目を惹きます。

馬に乗った神職の方もいましたよ。

鳳輦の前で木遣りが歌い上げられ、神幸祭行列が湯島の町々へと出発です!

お囃子の音もお祭り気分を上げてくれますね!
鳳輦が春日通りに面した鳥居を潜りました!右折し、まずは上野方面へと進みます。

続いて本宮神輿も登場!高張提灯が先導しています。

鳥居を潜り、沿道の見物客も盛り上がっていました。

この姿、かっこいいですね!

鳳輦やお神輿の前には、真っ赤な面の猿田彦の姿も!

行列が連なる様子は時代絵巻のようです。

都心でこのようなシーンを味わえるのは嬉しいですよね。

後方の湯島天満宮に一旦の別れを告げ、氏子範囲へと渡御していきます。

ちなみに今年はこんなルートで渡御していました。不忍池から本郷に神田明神の目前、そして御徒町方面まで、広範囲に渡りますね。

行列が練り歩く
湯島天満宮を後にした神幸祭行列がまず向かったのは、湯島の繁華街方面。春日通りでは、ドンキホーテとの共演もありました。

違和感のあるコラボレーション。どことなく猿田彦の顔が渋く見えます。

こんな飲み屋街も行列は進んじゃいます!


張り巡らせられる電線を竹棒で交わしながら進むお神輿の様子も必見です。

大衆酒場とお神輿の2ショットというのも、湯島ならではの光景かもしれませんね。

15時過ぎには、御徒町駅近くへもやってきた神幸祭行列。山手線や京浜東北線と並行して進むお神輿。こちらも東京ならではの光景を楽しめました。
毎年5月25日近くの土曜日に行われる、湯島天満宮例大祭の神幸祭。ぜひ行列やお神輿を見に湯島へ来てみてください!
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