文京区のあじさいまつり
文京区の中央部に白山という町がありますが、この地名の由来となった神社に白山神社があります。白山神社は古くは白山権現と呼ばれ、創建は948年(天暦2年)と伝わっている神社です。江戸時代には徳川将軍家からの信仰も厚かったと言われています。
この白山神社で毎年6月に開催されているのが「文京あじさいまつり」。あじさいの名所として知られる白山神社が、この時期は満開のあじさいに埋め尽くされます。2024年の今年は6月8日から16日にかけて開催。そして最終日の16日には、世界でもここだけかもしれない「あじさい神輿」の渡御も行われるんです!それではその最終日の様子をご紹介していきます。
あじさい神輿の宮出
白山神社へとやってきました。午前中から多くの方がやってきて賑わっています。「文京あじさいまつり」と書かれた幕で、お祭りの開催を知らせていますよ。
鳥居の前へと来ると、こちらでは10時のあじさい神輿の宮出に向け、準備がはじまっていました。
さあ登場しました、あじさい神輿!大きなお神輿です。
神輿の屋根の上に乗る鳳凰の口には、なんとあじさいが咥えられているんですよ!これはあじさいまつりならではでおしゃれですね。
鳥居をくぐって発御の位置へ。絵になります。
準備が整い、いよいよ出発ですよ!
一本で担ぎ上げ!白山の町へとあじさい神輿が繰り出していきます。
鳥居から続く参道には、お神輿を一目見ようと多くの方が詰め寄せていました。
細い参道を進む大きなお神輿。見どころポイントです。
参道を出たあとは悠々と大通りを渡御していました。
時には威勢良く盛り上がる場面も。この雰囲気が良いですね!
満開の白山神社
あじさい神輿を見送り白山神社へと帰ってくると、境内では一面に咲き誇るあじさいが出迎えてくれます!白山神社境内とお隣の白山公園には、合わせて約3000本ものあじさいが咲いていると言いますので、これは見応えがありますね。
本当に至るところであじさいが咲き誇っていますよ。
幾重にも重なるあじさいの数々。美しいです!
青いあじさいにピンクのあじさい、淡く紫のようなあじさいまで。見尽きることがありません。
白いあじさいもありました。なんだかかわいらしいですね。
がくあじさいも見逃せません。たくさんのあじさいが咲いていますので、ぜひお気に入りのあじさいを探してみてください!
ステージショーや模擬店も
白山神社境内と白山公園では、様々な催し物も開催されています。本殿前の舞台ではステージショーも行われていました。
地元の子どもたちによるダンスや吹奏楽、ジャズ等、次々に披露されていきます。舞台の前にはイスも設置されており、ゆっくり楽しむこともできましたよ。
また模擬店が多数出ているのも嬉しいところ。飲食物はもちろん、あじさいにまつわるアイテムの販売も行われていました。
白山神社のお隣に東洋大学のキャンパスがあるということで、大学生のブースも出ていました。
あじさいを模ったようかんや金平糖の販売も。かわいらしく必見です!
そしてあじさいの販売まで行われているんです!持ち帰って、お家であじさいを楽しむのも良いかもしれませんね。
白山神社へのアクセス
・都営三田線 白山駅A3出口より徒歩2分
・東京メトロ南北線 本駒込駅1番出口より徒歩6分
満開のあじさいを楽しむことができる文京あじさいまつり。本日まで開催されていますので、ぜひ白山神社へ来てみてください!
※お祭りの詳細については、文京区のホームページも合わせてご確認ください。
https://www.city.bunkyo.lg.jp/b014/p003948.html
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