とうかさん大祭とは?
中国・四国地方最大の都市である広島県の県庁所在地、広島市。110万人以上が暮らすこの街には、「広島の三大祭り」と呼ばれるお祭りがある。「胡子大祭(えべっさん)」、「住吉祭(すみよしさん)」、そして今回ご紹介する「とうかさん大祭(とうかさん)」だ。
とうかさん大祭は、市内中心部の圓隆寺(えんりゅうじ)を中心に毎年6月の第1金曜日から3日間で開催されているお祭りである。その歴史は江戸時代初期の1620年(元和六年)のはじまりから400年以上に亘り続き、また広島に夏の訪れを告げるお祭りとして親しまれている。

とうかさんとは、漢字で書くと「稲荷さん」になる。圓隆寺の総鎮守は「稲荷大明神(とうか だいみょうじん)」であって、”いなり”ではなく”とうか”と音読みで呼称するのがお祭り名の由来にもなっている。

それではここからは、2025年のとうかさん大祭の開催の様子を紹介していく。
提灯が彩る圓隆寺へ
6月6日から8日の三日間で開催された2025年のとうかさん大祭。中日の6月7日(土)にお祭りの中心地である圓隆寺へとやってきた。
圓隆寺の入り口や周りには約500個もの真っ赤な提灯が掲げられ、なんとも幻想的な光景を作り出している。


圓隆寺境内へは、お祭りに合わせてとうかさんへお詣りをしようとたくさんの方が訪れていた。

おみくじの列にもたくさんの方が並んでいる。

特筆すべきなのが壱法符(いっぽうふ)だ。6種の紋様が描かれた大願成就のお守りで、それぞれ6種のご利益があるとされている。運が良ければ景品が当たるということで、こちらもたくさんの方が求めていた。

ちなみにこちらが景品。豪華なものもあり、これはご利益にあずかりたくなるところだ。

また、名物の厄除けうちわも頒布されている。こちらもぜひ手に入れたい。

うちわへの名入れサービスもあったので、こちらもご注目。

境内の外から眺めた圓隆寺。このお祭りの雰囲気がたまらないものだ。

屋台グルメも楽しめる
とうかさん大祭では、屋台がたくさん並ぶのも魅力の一つである。圓隆寺の前にもこのように屋台が出ていて、ぜひ浴衣を着て繰り出したいところだ。

圓隆寺を詣でた後に、何か買って帰るのも良いかもしれない。

圓隆寺前にのびる中央通りの歩道沿いや商店街の各所にも複数の屋台が出ていた。

いか焼きの匂いにつられ、一杯やりたくなってしまうところだ。

もちろん広島らしく、お好み焼きのお店も出店していた。

香ばしい匂いに、こちらも惹きつけられてしまうものだ。

ゆかたCOLLECTIONも必見
中央通りでは、複数回に渡って浴衣のファッションショー「ゆかたCOLLECTION」が実施されていた。別名「ゆかたの着始め祭り」と呼ばれるとうかさん大祭にぴったりのステージだ。

地元の着物屋さん等プレゼンツでの浴衣の披露が行われ、沿道に集まった観客の皆さまからも拍手が起こっていた。


外国の方がサンフレッチェ広島の浴衣で登場し、大いに湧く会場。奥には広島東洋カープの浴衣を着た女性もスタンバイ。

このようにランウェイが行われる場面もあった。


盆踊りも開催。飛び入り参加もOK!
圓隆寺から歩いて3分程の場所にある新天地公園(東新天地公共広場)では、盆踊りが開催されている。浴衣を着ていたら盆踊りを踊りたくなるのは間違いない。

そうこうしていたら、なんと櫓に南一誠さんが登場。生歌での「それ行けカープ」盆踊りとなり、ものすごい盛り上がり。「カープ、カープ、カープ、広島、広島カープ」の大合唱がたまらない。

暗くなるに連れて、どんどん人が増えてくる盆踊り会場。まさに素敵な空間であった。

圓隆寺・新天地公園へのアクセス
・圓隆寺の場所はこちら
広島県広島市中区三川町8-12
・新天地公園の場所はこちら
広島県広島市中区流川町3-13
毎年6月の第1金曜日から3日間で開催されている「とうかさん大祭」。広島に夏を告げるお祭りの熱気を体感しにぜひ来てみてください!

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