Jenny Bakeryとは?
Jenny Bakery(ジェニー・ベーカリー)は、香港で非常に人気のある焼き菓子店だ。テディベアがイラストされた缶がトレードマークで、その中に詰められたクッキーを求めて、多くの観光客や地元の方々がお店へ買いに来ている。
2005年の創業以来口コミでこのクッキーの魅力が広がり、今では香港旅行の定番のお土産品となっている。現在お店は上環(ションワン)と尖沙咀(チムサーチョイ)の二箇所に構えられ、行列ができることもある程だ。
今回上環店に訪れこの名物クッキーを購入してきたので、実体験を元にその時の様子をご紹介する。

上環店で買ってみた
Jenny Bakery上環店のある上環は、香港島の西部にあり、古い建物やローカルグルメ店が点在していることからも観光地として知られているエリアだ。この街の一角にJenny Bakery上環店が立っている。
お店は永和街という路地にある。路地を歩くと見えてくる、「小熊」と書かれた白い看板がお店の目印だ。筆記体で書かれた「Jenny Bakery」と「聡明小熊餅乾専門店」の文字を見落とさなければ、お店にたどり着けるはずである。

お店はかなりこじんまりとしている。10組も並べばいっぱいになりそうな店内で外まで行列が延びていることもあるそうだが、この日は開店の10時に合わせて行ったことと雨だったためか、スムーズにお店に入ることができた。

お店に入ったら、壁に貼られたメニュー表を見てみよう。クッキーの組み合わせや缶のサイズを選べるようになっているので、レジへの列に並びながら思案したいところ。

といったところではあるが、実は一番人気の商品は11番。4種のクッキー詰合せ(4 Mix Butter Cookies)で、Jenny Bakeryの代表商品になっている。小は320gで80香港ドル、大は640gで150香港ドルと2種類から選べるのもありがたい。

4種類の内訳は「バターフラワー(牛油花)」、「コーヒーフラワー(咖啡花)」、「ショートブレッド(脆い牛油)」、「レーズン・オーツ(燕麦提子)」。全てニュージーランド産のバターにこだわって作られたバタークッキーで、その風味のリピーターになる人が続出しているという。
また防腐剤、人口着色料未使用で作られているというのも人気の理由の一つだ。

そしてレジで注文して手に入れたのがこちら。かわいいテディベアが描かれた缶が嬉しい。この缶のイラストは定期的に変わるものなので、この缶欲しさに香港に訪問する度に買っている方もいるようだ。
手土産や贈り物にもぴったりな外装なので、こちらをお土産に買って日本に帰国する人が多いのも納得である。

クッキーを食べてみる
早速4種のクッキーを食べてみた。まず口に入れてまず感じるのは芳醇なバターの香り。産地にもこだわって使用しているバターの理由がわかるようだ。
4種の味を食べ比べられるのも嬉しい。バターとコーヒーのコンビネーションやレーズンの風味を楽しめるものもあり、いくら食べても飽きがこない。買ってよかったと思わせてくる詰合せだった。

香港国際空港への移動も簡単
香港国際空港へ向かうエアポートエクスプレスの発着駅である香港駅まで、お店からなんと徒歩10分で行けるのだ。帰国直前に立ち寄って気軽にお土産が買える立地というのも魅力的なところである。なお香港駅から香港国際空港までは、エアポートエクスプレスで約30分で行くことができる。

店舗情報・アクセス
・Jenny Bakery上環店
住 所:香港上環永和街15号地舖
開店時間:10:00-19:00
アクセス:上環駅E2出口より徒歩2分、中環駅C出口より徒歩10分、香港駅より徒歩10分
Jenny Bakery上環店のクッキーは、見た目のかわいさとおいしさの両方が楽しめる、香港旅行のお土産にぴったりな一品。お土産としてだけでなく、自分へのご褒美にも最適なアイテムです。ぜひ次回の香港旅行では、お店へ訪れ絶品クッキーを味わってみてください!
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