広州の市場
海外の地に足を踏み入れると、必ず行きたくなる場所がある。それは市場だ。
市場は観光地とは違い、その土地に暮らす人々の生活が垣間見られる空間だ。またその土地ならではの食材が並ぶというのも、旅情をくすぐられる。
宿を取っていた上下九歩行街近くから、観光地にもなっている「陳家祠(陳さん一族が祀られる祠。建物の美しい装飾で知られている。)」を目指し北に歩いていたところ、ローカル感溢れる市場を発見した。
その市場の名は「鴻福市場」。

市場に潜入
市場入口から、ものすごい活気である。行き交う人々の熱気に圧倒されてしまいそうだ。
市場内は野菜、魚、肉と区画が分かれ、どこもたくさんの人で埋め尽くされている。路地が入り組んでいる場所もあり、この市場は迷路かゲームのダンジョンのようだ。

売られている野菜は、日本と比べると一つ一つが大きい。水々しくいきいきとした様子に生命のパワーを感じる。

カリフラワーにかぼちゃに青菜に豆に、どれもうまそうだ。

しっかりとした人参に生姜も並ぶ。冬瓜は中華料理で食べたいところ。

前後左右いたる所で商売が行われている市場内。市場でもQR決済が主流になっているようだった。

地元の方が食材を求めて来ているのがローカル感があって良いものだ。このような市場が街中に点在しているのは中国ならではの景色といえる。

水産エリアへ
野菜を見た後は、奥の水産エリアへと進む。日本だと築地のように賑やかなイメージのある水産エリアだが、中国ではどうだろうか。
思いの外、落ち着いた雰囲気の場内。だが、なかなかワイルドに魚を捌いていく(ぶった切っていく)様子を見ることができる。

フナか何かだろうか。大きな淡水魚を捌いている方もいた。

ワイルドの魚売場が続いていく。

蟹やアワビを売るお店も。


なんと亀や蛙まで売り場に並んでいた。どのように食べるのだろうか。


ワニのぶつ切りが売られているのには驚いた。こちらも食べ方が気になるところ。

迫力のある畜産エリア
最後に訪れたのは畜産エリア。様々なお肉が所狭しと販売されている風景はなかなかに迫力がある。

お肉を裸のままテーブル上に並べるのと吊るして売られているスタイルは、日本では見ないものだ。


そこからお客さんが選んで、店主とやり取りしながらお肉を買っていっている。

お肉の上に置かれ、良い味を出している包丁があった。

切れ味がかなり良さそう。

この塊肉はうまそうだ。

豚足も発見。

豚足と並べてハツ(心臓)やマメ(腎臓)を売っている店舗もあった。

鶏肉を扱うお店も並んでいた。丸鶏をはじめ、半身や部位ごとの販売も行っているようだった。

珍しい黒い鶏肉の姿も。こちらは烏骨鶏だろうか。

手羽を熱心に選ぶ地元の方の姿もあった。

日常の生活が垣間見れその土地の食文化を感じられる場所、市場。鴻福市場では広州の方々の日常を少しだけ味わわせてもらうことができた。
鴻福市場への行き方
・陳家祠駅(広州地下鉄1号線、8号線)より徒歩7分
詳しい所在地は以下のマップからご確認いただけます。ぜひ近くの陳家祠と合わせて行ってみてください!


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