潮州料理を食す旅
広東省へ来た理由の一つに、潮州料理を食べたいというものがあった。潮州料理とは広東省東部の潮州市や汕頭市で食べられている地方料理を指す名称なのだが、広東料理の源流と捉えられることもあるといわれる。
広州の街を歩いていると、飲食店の看板に「潮州」や「潮味」と書かれているのが目に入ってくる。潮州市や汕頭市まで行かなくても、このお店で潮州料理を食べることができるのだ。

そして潮州料理の中でも特に私が食べたいものがあった。それは蟹だ。
生け簀の並ぶお店に入る
30度超えの暑い中を歩いていると、店頭に生け簀が並び店員さんが忙しく動いているお店があった。しかも店頭に「潮味」の文字がありこれは期待大。「よし、ここに入ろう。」
階段を2階に登ると広がる円卓が並べられたフロア。奥の方では団体がすでに豪勢に飲食をはじめている。
さて、席に座り注文をしよう。メニュー表を見ると、写真付きなのが異国者にはありがたい。店頭の看板に書かれている通り、潮州料理がたくさんあるのも嬉しいところだ。

まずは喉を麗したいということでビールから。冷蔵庫から好きなの選んでということで、BLUE GIRLビールを選択。こちらは香港の企業が販売しているビールらしい。

ビールを頼んだからか、おつまみが提供された。料理が届くまでの間にありがたいサービスだ。貝はシジミのようだが、ピリ辛でパクチーの効いたタレとの相性が合いビールが進む。

蟹が登場。味を堪能
一皿目はキクラゲから。酸っぱ辛いタレがかけられており、食欲が増進されるようだ。コリコリとした食感も口を楽しませてくれる。もちろんビールにも合い、もう一本追加しなければいけなくなった。

二本目はシックなラベルの「珠江ビール」。広州市内で製造されている地元のビールだ。麦の香りが爽やかなビールでピリ辛な潮州料理を食べるのにマッチしている。

そしてやってきたのは、本日のメインディッシュ。蟹だ!
皿いっぱいに乗せられた蟹。こんな贅沢があるだろうかというビジュアルで、食べたい気持ちが抑えられない。

一口食べてみよう。食べると口の中に広がる磯の香り。そしてとろける蟹の身。ピリ辛のソースと、上に乗せられたニンニク、唐辛子、パクチーの香味が合い、食欲がさらに刺激される。
ハサミの部分にもぎっしりと身が詰まっていて、食べ応えがある。

胴体部分もたまりませんね。

一人で食べるには量が多いかと思ったが、そんなことはなくペロッと食べられてしまった。一皿78元だったので、日本円で1700円程という比較的注文しやすいお値段なのも助かるところだった(1元22円換算)。
ちなみにこちらの蟹は「三目蟹」と中国で呼ばれるワタリガニの一種だ。日本では「ジャノメガザミ」と呼ばれているらしい。三目とついているのはその名の通り、甲羅に三つの目のような模様があるためだ。
このお店のイチオシのメニューということで、最高の味を楽しめた。

店舗情報
三目蟹をはじめ、潮州料理を楽しめるお店「潮好柒大排档」の地図を以下のリンクから確認できます。ぜひ広州へ来た際には立ち寄ってみてください!
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