繁華街「上下九歩行街」を歩く
広州の繁華街の一つ、「上下九歩行街」。広州の中でも歴史ある商業地として知られ、1200m以上もの長さを誇る商店街は地元の方や観光客で賑わう場となっている。
1995年に広州で初めての歩行者天国化されたこちらだが、商業地としてのその歴史は清代にも遡るという。当時から続く名店が現在も軒を連ねているということで、期待が膨らむものだ。

歩行外に連なる建物は、香港やシンガポールでもお馴染みの騎楼という形式の建物になっていて、一階部分がアーケード上になっているのが特徴的である。これは高温多湿な広東省において、日差しや雨を避けるために発展した建築様式なのだという。
少し歩くと目を惹く建物が現れた。この望楼が特徴的なこちらの建物は「陶陶居酒家」。広州で有名な飲茶の老舗だ。飲茶も気になるところだが、他の胃をくすぐるお店に出会えることを信じて歩き続けよう。


裏路地へと入っていく
上下九歩行街を抜け右に曲がり宝华路に入った。こちらは歩行者天国ではないが、飲食街が立ち並び食欲がそそられる。
地元の方が多い下町のような雰囲気なのも心地良い。軒先で串物を売るお店が多いのにも興味を惹かれてしまう。


この宝华路を歩いていると、左手に気になる裏路地があるじゃないか。ぼわっと光る店先の灯りに手招きされているかのようだ。
店頭の席まで地元の方で賑わっているこのお店は名店に違いない。よし、ここに入ってみよう。

お粥の名店「陳添記」
お店の前までやってくると、作業をしている店員の女性から「食べてく?」といった感じで声をかけられた。入口の看板に掲げられているお店の名は「陳添記」。そのまま店内に入れてもらい、メインメニューに書かれている「艇仔粥」を注文する。
艇仔粥は広州で伝統的に食べられてきたお粥で、庶民に愛されてきた味だ。特に夜食に人気らしい。

さあ、運ばれてきた艇仔粥。これはおいしそうだ。器たっぷりに入っているのもなんだか嬉しい。
食べてみると、薄味ながら海鮮系の出汁が効いていてうまい。白身魚と豚肉、そしてお麩はたくさん入っているのがポイント高い。

暑い日に熱いものを食べ喉が渇いたので、コカコーラを注文。瓶で出てきたのが情緒をさらにそそる。

艇仔粥、美味でした。陳添記は「魚皮」も有名らしいので、次回訪問することがあればトライしたい。
店舗情報
・陳添記
・陶陶居酒家(上下九歩行街の飲茶のお店)
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