デジタルメディアシティ(DMC)とは?
ソウル特別市の麻浦区上岩洞にあるデジタルメディアシティ(DMC)。Kpopアイドル好きの方にとっては、聞いたことのある地域かもしれない。というのも、デジタルメディアシティは韓国のメディアや情報技術(IT)の中心地として知られるエリアでテレビ局が集まっており、こちらでアイドルも参加する音楽番組の収録が行われている。
この音楽番組の事前収録(サノク)にファンの方が参加することが可能で、連日たくさんのファンの方が訪れて賑わっているのだ。

※サノクへの参加方法はこちらの記事をご参照ください
このデジタルメディアシティには、テレビ局等のメディアで働く人御用達の飲食店街が広がっている。その路地裏で、手打ち麺を提供する名店に出会ったので紹介したい。
手打ち麺の名店
デジタルメディアシティの路地裏で見つけたのがこちら、手打ち麺のお店だ。店名は「남강정통수타면(ナムガンジョントンスタミョン)」。直訳すると「ナムガン式正統派手打ち麺」といったところか。麺にこだわるお店ということが店名からも伝わってくる。
こちらでは店内で手打ちされた麺をジャジャン麺やちゃんぽんとして提供している。これは期待が持て楽しみだ。

一見入りづらそうなドアだが、入ってしまえば一人でも居心地の良い空間が広がっている。入店し席に着くと、優しい店員さんからメニュー表が手渡された。
一番上に「짜장(ジャジャン)」の文字があり、看板メニューであることがわかる。他にもたくさんの手打ち麺を使用したメニューがあったが、やはりここはジャジャン麺を注文しよう。
そして注文から数分でやってきたのがこちらだ。黒いたっぷりのタレに太めの麺が食欲をそそる。たくあんと玉ねぎの付け合わせもアクセントとしてありがたい。さあ、食べてみよう。

絶品のジャジャン麺
黒いタレはコク深く、手打ちの太麺に負けずピッタリだ。トロトロの玉ねぎの甘みと合わせ、まろやかな味わいなのもおいしい。上に乗せられたきゅうりは爽やかな風味を足してくれて、良い箸休めになる。

太麺で食べ応えがあったが、気づけばすぐに食べ終えてしまった。モチモチの麺がクセになり、これはリピート間違いなしだ。ジャジャン麺には欠かせないタンスユク(酢豚)や手打ち麺を使用したちゃんぽんもメニューにあったので、今後はこちらも食べてみたい。デジタルメディアシティへまた来ることがあれば、ぜひ再訪しよう。
お店へのアクセス
今回「ジャジャン麺」をいただいたお店「남강정통수타면(ナムガンジョントンスタミョン)」の地図を以下から確認できます。
営業時間は11:00-20:30(土・日曜日定休)でお昼前から晩まで営業しているため、観光の合間にも立ち寄りやすいのが魅力です。またサノクを待つ間や終わった後に気軽に来れるのも嬉しいところ。サノクが行われるテレビ局からも徒歩10分以内で来れるため、収録後や出席チェック後の再集合までの間にジャジャン麺を食べることもできる。
ぜひソウルへ訪れた際には、モチモチの手打ちジャジャン麺を味わいに足を運んでみてください!
Naver Mapで確認の場合はこちらから!

永登浦のスンデ通りで食べた「スンデクッパ」もおいしかったです!
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