永登浦の海鮮居酒屋「チョジャンチプ」で刺身三昧!酢コチュジャンに済州島焼酎が最高

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永登浦の海鮮居酒屋へ

ソウル特別市の南西部に位置する永登浦(ヨンドンポ)。漢江(ハンガン)沿いの交通の要所として発展し、現在では韓国の新幹線であるKTXも通り、ソウルと韓国各地を結ぶ拠点の街だ。そんな人の行き交う街は、自然と飲食店も集まってくる。旅人や地元の人の胃袋を満たす数あるお店の中から、今回は海鮮居酒屋へと訪ねてみた。

海鮮居酒屋の名は「초장집(チョジャンチプ)」。“チョジャン”とは酢コチュジャンのことで、韓国では刺身を食べるときに欠かせない、日本の醤油のような存在だ。そんな店名がついているチョジャンチプ。一体どんな海鮮を味わうことができるだろうか。

韓国海鮮
永登浦の路地裏に店を構える「초장집(チョジャンチプ)」

海鮮セットを注文

お店の中に入ると、万国旗が天井から吊るされた明るい雰囲気に包まれている。店員さんの反応も気さくな感じで心地良い。

チョジャンチプ

メニューは今どきのQRコードから読み込む形式だ。日本語にも翻訳できるのがありがたい。

おすすめは何かとメニューを読み進めると、「サンナクチ+ホヤ+ナマコ」海鮮セットが目に入った。サンナクチは韓国ではお馴染みのテナガダコのことだ。価格が34,000ウォンと少々値は張るが、海鮮盛り合わせは望むところである。迷うことなくこちらを注文した。

待つこと数分、運ばれてきたのは前菜の海藻セットに水キムチ、わかめスープにごま油、そして店名にもなっているチョジャンだ。赤くコチュジャンのように見えるが、酢が効いていて爽やかな風味のタレである。

韓国海鮮

まずは前菜の海藻をチョジャンに付けて食べてみる。海の香りが口の中に広がりなかなか良いスタートだ。

韓国海鮮

良いアテが手に入ったので、お酒も一緒に合わせたいところ。済州島で製造された焼酎(ソジュ)があったので、こちらを頼んでみた。

お酒の名前は「한라산(ハルラサン)」。標高1947mの韓国最高峰の山の名が冠されていた。飲んでみるとすっきり爽やかな飲み心地で、食中酒に良い感じだ。

済州島焼酎
済州島焼酎
首の部分に済州島産であることを伝えるラベルが貼られていた。

海藻スープも飲んでみる。磯の香りがたまらない、滋味深い味わいのスープだ。これは飲んだ後にもう一度飲みたくなる味わいである。

韓国海藻スープ

サンナクチ、ホヤ、ナマコが登場

前菜と済州島焼酎を楽しんでいると、やってきました海鮮セット。サンナクチ、ホヤ、ナマコが登場だ。

このボリューム、ものすごい。なんとホヤは2個分も乗せられている。これは楽しい夜になりそうだ。

韓国海鮮

この艶やかなホヤとナマコの姿。食欲がそそられない訳にはいかない。早速食べてみよう。

韓国海鮮

食べてみると、口の中に広がる海の旨み。ミネラルたっぷりな味わいが、焼酎の入ったコップを持つ手を口に呼び寄せる。ホヤとナマコをつまんでいるだけで、いくらでも焼酎が飲めそうだ。

チョジャンを付けて、酸味をまとわせさっぱりと食べるのも、ごま油を付けて少し香ばしい香りと共に食べるのも、どちらも食欲をそそる。

韓国海鮮

だが、こちらも忘れてはいけない。サンナクチである。生の状態をぶつ切りにしたばかりなので、まだうねうねと動く状態だ。新鮮な証拠を目で楽しみながら、ぱくっと食べてみる。

韓国海鮮

これはうまい。こちらはごま油を付けるとさらにおいしさが増幅される。焼酎を飲む手がますます止まらなくなる。

多いかと思われた海鮮セットだったが、あっという間にペロッと食べられてしまった。最後はもう一度海鮮スープを飲み、満たされる食事となった。

お店へのアクセス

今回「サンナクチ+ホヤ+ナマコ」海鮮セットをいただいたお店「초장집(チョジャンチプ)」の地図を以下から確認できます。

営業時間は毎日17:00-1:00で遅くまで営業しているため、観光の後にも立ち寄りやすいのが魅力です。ローカル感を楽しみながら、旅の夜を過ごすのにぴったりのお店です。ぜひソウルへ訪れた際には韓国の海鮮を味わいに足を運んでみてください!

永登浦 繁華街
チョジャンチプの前に広がる永登浦の繁華街。

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この記事を書いた人

1991年、仙台生まれ。埼玉育ちの祭り好き。お祭りライターの髙橋佑馬(ゆまた)です。
山車・屋台が出て、お囃子を奏で合うお祭りが特に好き。お神輿が川や海に突っ込む、蘇民祭のような東北特有のお祭りも好みます。取材お祭り件数は400以上。 福島、埼玉、東京、愛知、三重、大分に居住経験あり。趣味は温泉・居酒屋巡り。ホヤ好き。日本の食文化も広めます。
お仕事(撮影、ライティング等)の相談はお問合せからご連絡ください。

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